お盆を過ぎ、朝晩はいくらか涼気を覚える頃となりましたが、日中はなお残暑厳しく、季節の変わり目を迎えるこの時期、経営者の皆様におかれましては、くれぐれも体調のご自愛をお願い申し上げます。
さて、8月の風物詩「八王子まつり」は、大過なく無事に終了いたしました。本年は金・土・日の3日間にわたり交通規制を実施のうえ夜店も出店し、各種イベントもすべて予定どおり開催できたことで、昨年を上回る77万人の来場者で賑わいました。ご来場・ご参加いただいた皆様にはおおむねご満足いただけたものと存じますが、運営に携わる立場としては、解決すべき課題も少なからず見えてまいりました。とりわけ、日曜日夕刻の落雷および豪雨への対応につきましては、関係者の皆様より多くのご意見を頂戴いたしました。結果としては予定通りプログラムを挙行いたしましたが、参加者・出演者の皆様に安全にお祭りをお楽しみいただく上で、なすべき配慮がなお残されていたのではないかと感じております。突発的な自然災害に際してのプログラム進行管理、時間変更や中止の判断基準、指揮命令系統のあり方については、この機にあらためて確認しておく必要があると考えております。また、8月上旬という開催時期についても、年々厳しさを増す暑さを踏まえ、熱中症対策の観点から時期をずらすべきとのお声も伺うようになりました。神事であり、市内各地の夏祭り・行事とも深く関わる由緒ある祭典であるだけに、時期の変更は決して容易なことではございませんが、昨今の社会環境や異常気象、自然災害の頻発を思えば、いま一度検討すべき重要な課題であると受け止めております。
また先月は、我が町・八王子にとってもう一つ、大きな慶事がございました。今月号にも記事として掲載しておりますが、八王子実践高等学校の甲子園出場でございます。当所の呼びかけにご賛同いただき、ご寄付をお寄せくださいました役員・議員並びに会員企業の皆様には、心より厚く御礼申し上げます。
実践高校の甲子園出場は、本市にとりましては八王子学園の初出場以来10年ぶりの快挙です。奇しくも本年は、同校が大正15年に「八王子和洋裁縫女学院」として大横町に設立されてから創立100周年という記念すべき節目にも当たり、一市民としても誠に喜ばしく、心躍る夏となりました。惜しくも大接戦の末、一回戦での敗退となりましたが、「八王子」の刺繍があしらわれたユニフォームの袖を目にするたび、誇らしい思いに胸が満たされました。当所からも専務理事をはじめ八王子YEGメンバー4名が現地に赴き、応援団の皆様のお仲間に加えていただきました。折しも地元は「八王子まつり」の真っ最中でしたが、そうした中にあっても、市内各所でテレビやインターネットの映像を固唾を呑んで見守る市民の皆様の姿があり、「八王子」というまちの一体感を肌で感じることができました。
当所は、これからも「八王子が一番」の思いを胸に、まちを盛り上げていこうとする皆様を、変わらず応援してまいる所存でございます。

