令和5年8月1日(金)開催の都内(東京・八王子・武蔵野・町田)の4商工会議所女性会共催事業が、本年度は「武蔵野商工会議所女性会」の担当幹事で、視察会が開催されました。
視察はまず三鷹にある「国立天文台」を見学しました。【4D2U見学】4D2U(フォー・ディー・トゥー・ユー)とは、空間3次元と時間1次元を合わせた(4次元)宇宙を、デジタルデータで可視化したものです。ドームスクリーンに広がる迫力の全天周立体映像で、空間と時間の壮大なスケールで楽しみながら学ぶことができました。
次に見学したのは、「天文台歴史館(大赤道儀室)」1926年(大正15年)建設。この国登録有形文化財の前にて集合写真を撮影させていただきました。1998年3月をもって研究観測から引退し、現在では日本の天文学の記念碑的存在として静態保存されています。今は国立天文台の歴史を紹介するパネル、国立天文台が所有している貴重資料の複製の展示が行なわれています。
その後移動して、延命寺(えんめいじ)を見学して、中里ご住職の法話をお聴かせいただいた。この延命寺の護摩炉は、昭和46年4月6日に武蔵野市指定有形文化財に指定されているそうです。戦時中には延命寺の近くには中島飛行機㈱と言う日本有数の軍需工場があり、そのためにその周辺には多くの爆弾が落とされました。延命寺ではその時の爆弾の破片が展示されています。多くの犠牲者の為に平和の観音菩薩像や平和の鐘が建立され、延命寺は平和を祈る寺でもあるそうです。(今年は戦後78年。住職は空襲にまつわる遺物を大切に保管し、次世代に伝えようと奮闘されています。)
この視察は午後より武蔵野にまつわる施設等を見学。後の懇親会では、武蔵野女性会の応援している①「前進座」②「セクスィーボーイズ」などのアトラクションを堪能し、東京・町田・武蔵野女性会会員の皆様との交流を深め、これからもっと親睦を深め協力してゆきたいと意志を確認することができました。
(※猛暑日が続き、急にスコールのような雨も降りましたが、何事もなく無事に視察が終了いたしました。)