会頭メッセージ

『こだわり、極める』~樫﨑会頭からのメッセージ Vol.22

年度末を迎え、3回目の職域接種が7日からスタートしておりますが、今年度事業もいよよ佳境を迎えて参りました。長期化するコロナ禍に振り回される状況は万国共通とはいえ、振り返ってみますと、今年度は7か月もの間「まん延防止」や「緊急事態宣言」期間に該当し、事業活動に制限が加えられた中での活動となりました。部会や地区の交流会、一年に一度の会員大会「新春の集い」も延期を余儀なくされ、ビジネスマッチングの機会の提供が思うように進められておりません。歯痒い思いは未だ続いているところですが、それでも会員の皆様のご要望に少しでもお応えできるよう、できる限りの事業を推進して参りました。

まずは中小企業相談所を中心とした経営相談、そしてコロナ関連補助金や支援金などの情報発信です。特に地域の施策については、八王子市とも密接に連携し、会報やメールを通じて迅速に、分かり易くお伝えすることにこだわって参りました。せっかくある施策ですから、対象となる方には是非積極的に活用いただき、経営の一助にお役立ていただければと思います。申請のお手伝いも相談所で行っておりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。

また、昨夏の職域接種では、「100%接種」について最後の最後までこだわり抜きました。貴重なワクチンを一本も無駄にしないよう、またお申込いただいた方全てに確実に接種いただけるよう参加企業の皆様にもご協力いただきながら、ご本人の辞退による10名を除いた「2990名」への100%接種を達成いたしました。
加えて、秋のイベント「わくわくフェア」では、「日本遺産」に認定された「構成文化財」にこだわり、コロナ禍で人流が停滞していた中心市街地でお披露目しようと、高尾山薬王院の「護摩祈祷」を始め、「木遣り」、「八王子芸妓」、祭りを盛り上げる「お囃子」など、皆様のご協力を得て無事開催し、賑わい創出に少なからず貢献させていただきました。

以上のように、私は会議所の各事業について、常に「こだわり」の精神をもって進めております。「こだわり続けること」は、即ち「極めること」です。もちろん、「極めること」はそう簡単なことではありません。しかし、極めようとする気持ち、努力は常に必要なことだと考えます。
間もなく新たな年度を迎えるわけですが、職員一同、仕事に対する「こだわり」を持ち、職務に邁進して参りたいと思います。

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