令和3年5月10日、サービス・情報部会は、東京都都市整備局による「南大沢スマートシティ協議会」の昨年度の取組について、これまでの資料を基に、八王子市都市計画部、産業振興部、各担当者参加のもと内容の説明を受け、意見交換を行いました。
南大沢スマートシティ協議会とは…
南大沢駅周辺地区は、にぎわいのある拠点が形成され、学術研究とまちづくりが連携するエリアである一方、丘陵地のため、高齢者等の居住者の移動などが課題。このため、最先端技術の研究とICTなどの活用を図りながら、地域の課題や対応策等について、多くの関係者との調整や合意形成及び専門的見地からの検討が不可欠である。そこで、昨年、中長期的な取組について検討することを目的として、東京都、八王子市、都立大学、多摩NT開発センター、地元企業・団体、通信事業等による「南大沢スマートシティ協議会」を設立した。協議会では、以下の各部会にて課題と対策が検討され、本年3月には三井アウトレットパーク多摩南大沢にて自動走行モビリティ、自動運搬ロボット、店舗案内ロボットの実証実験が実施された。
部会A:モビリティ 実験)移動支援サービス等
- 丘陵地の高低移動の負担低減
- 住宅団地から駅・バス停までのアクセス交通の確保
- 鉄道とバス・タクシー・自転車等の円滑な乗換、地区内の快適な移動
部会B:商業賑わい 実験)買物支援・決済サービス等
- 高齢者・身障者・子連れ主婦の買物負担の軽減
- 商業施設の賑わい創出・決済等のサービス向上
部会C:情報・その他 実験)5G、ICT、IoT、AI、ビッグデータ等
- コロナ禍における三密回避のための分散化
- ICT進展によるワークスタイルの多様化・高度化
サービス・情報部会では部会事業に掲げる委員会活動の一環の地域社会・まちづくりに 貢献する事業活動として、八王子市との情報連携とまちづくりの研究を目的に勉強をさせていただき、意見交換では地域経済団体の一員として八王子のまちづくりの課題、改善点等についての質問、意見提言をしました。部会では、今後とも引き続き、南大沢スマートシティ協議会の取組を含む、市内まちづくり事業に関連する情報連携と意見交換などについて八王子市関係者と連携した情報共有・収集・発信とあわせた部会事業活動を活発に実行してまいります。
参加者
八王子市
- 都市計画部長
- 都市計画部総合調整担当
兼拠点整備部事業推進担当部長 - 産業振興部長
- 産業振興部産業政策課長
- 都市計画部土地利用計画課長
- 都市計画部土地利用計画課担当者
サービス・情報部会
- 海老澤部会長
- 杉浦副部会長
- 山本副部会長
- 門倉委員長
- 遠藤委員長
- 大嶋委員長
- 小野田アドバイザー
- 浅野部会員
- 事務局 目黒、崎井