石川・大和田地区(大田吉彦地区長・㈱ニレコ名誉顧問)は6月23日、同社の会議室において「JR北八王子駅を考える」シンポジウムを開催し、エリア内の会員事業所を中心に30名が出席しました。
商工会議所では、平成20年より北八王子工業団地連絡協議会からの要請により、北八王子駅混雑緩和問題に取り組み、翌年3月には待望の下りホームの拡幅工事完成と、その後の朝夕の増発が実現しました。しかし、上がりホームの拡幅と放置自転車の問題が課題として残されました。
商工会議所では、地区問題として取り上げ、関係方面に働きかけをしている過程の中で、同問題をさらに前進させるために、北八王子工業団地連絡協議会とともに、課題解決に向けた強い思いを出席者に伝えました。
また、同シンポジウムでは、八王子市の各担当者を迎え、「上りホームの拡幅(まちづくり計画部交通政策室)」「放置自転車問題(道路事業部)」「石川工業団地の方向性と八王子市の経済について(産業振興部)」の考え方を示しました。
大田地区長は「石川工業団地も昭和38年に分譲を開始し、半世紀を迎えようとしています。今こそ、市、北八王子工業団地連絡協議会、商工会議所が一体となり物事の解決に向かえば道が開けると思います。
本日のシンポジウムが石川工業団地を含め、この地域の課題解決に向けての一助になればと願っています」と話していました。