「親子3代にわたり、生まれも育ちも八王子の地元密着型を目指す社労士です」と話す元木研二さんは、大手メーカーと大手IT企業を経て、特定社会保険労務士として、2012年9月に経営労務研究所を開業。
高校生時代に高尾登山競争で31分30秒の大会記録を樹立し、大学では箱根駅伝予選会で20㎞1時間3分20秒を記録。八王子市民大会5000mに優勝、剣道2段のスポーツマンで気さくな元木さんに伺いました。
◎大手IT企業の人事部に勤務して
「メーカー時代、営業管理課に勤務し日商簿記1級に合格して、税理士試験のために退社しました。
その後、社員1200名のIT企業に再就職し、経理部時代の2004年に独学で社会保険労務士の資格に合格しました。
人事部に異動し、正社員の長時間労働に対する残業時間管理を行い、どんな残業削減施策が形骸化するのか、しないのかを踏まえた長時間労働管理や専門業務型裁量労働制の導入、確定拠出年金導入、評価制度改定などの人事制度改定にあたりました。
社労士として独り立ちしたいと決心して、約8年間勤務した後に生まれ育った本郷町で開業しました」。
◎実体験に基づく就業規則の見直し
「サラリーマン時代に培った分野、公的助成金の活用、法改正対応の内容から実務対応の仕方などを得意とし、社長と従業員の皆さんが明るく、楽しく仕事ができることをモットーに人事部関連業務での実体験に基づいた就業規則の見直しなどの専門知識を提供しています。
労務に関するセミナーも実施していますので、気軽にお声をかけてください」。
◎積極的に行動し、人脈を広げる年に
「今年度のサイバーシルクロード八王子が開催した、本気の創業塾を受講して、起業を目指す多くの仲間と知り合えたことは大きな財産になりました。また、講師の方がマンツーマンで教えてくださったことにとても感謝しています。
2013年は、健康第一に日々を充実させ、会議所が行う交流会やセミナーなどに積極的に出席し、人脈を広げていきたいですね」。(平成24年12月3日 山名取材)