次世代工業研究会は、平成30年10月23日にHONDA熊本製作所の視察を行いました。
ホンダで4番目の製作所として、昭和51年に操業を開始し、ホンダの国内事業所の中で広大な敷地と自然環境に恵まれ、阿蘇の自然環境との調和を図り、環境保全対策と省エネルギー対策に努めています。
同製作所では多くの二輪車とパワープロダクツなどを量産するとともに、エンジン、各部品の生産加工から完成車組立まで、一貫して行い、素材から完成品に至る効率の高い生産システムで、多くの機種を高品質を維持して量産し、国内外に輸出しています。
また、熊本製作所をはじめとするホンダの各製作所は、海外20数カ国のホンダの工場に海外生産用部品を供給し、現地で調達される部品と合わせて、現地生産活動を支える重要な役割を果たし、これらの活動は、各国の産業振興に大きく貢献するとともに、ホンダのグローバルな生産活動の一端を担っています。
また、製作所の周囲に広がる豊かな緑は、「ふるさとの樹による、ふるさとの森づくりをしよう」と従業員一人ひとりが植樹したとのことで、地域に根付いたHONDA熊本製作所の姿勢が伺えました。