会頭メッセージ

『年頭所感』~樫﨑会頭からのメッセージ Vol.51

令和7年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、年初の「能登半島地震」災害義援金の募集から始まり、市内協力店舗で使える利用券をプレゼントする会員紹介キャンペーン、職員のスキル向上を図る「資格手当」の創設、事務所内のリニューアル工事、公衆トイレの整備促進の機運を高めることを目的とした「トイレ大賞」など、当所創立130周年ということもあり、様々なテーマに挑戦する一年となりました。

また、周年事業としましては、鹿児島商工会議所連携による9月の「種子島・指宿2泊3日」記念ツアー、続いて11月に開催しました記念式典・祝賀会には、各地から多くのご来賓の皆様に参加いただき、無事盛会裡に終了いたしました。

そして、131年目となる本年につきましては、原材料費やエネルギーコスト増による資金繰りや人材不足、デジタル化、事業承継などの経営課題を抱える会員企業の皆様へのご支援を活動の根幹に据えながら、変化のスピードが極めて早い社会環境において、特に「DX」や「GX」に果敢に取り組む企業の皆様のサポートに力を入れて参ります。

それにはまず相談窓口となる当所職員の知識向上を図ると共に、サイバーシルクロード八王子のITサポートチーム(ish(イッシュ))やビジネスお助け隊などの専門家の皆様を始め、八王子市や金融機関など中小企業支援に携わる関係機関とのより密接な連携が必要だと思っております。4800社の会員企業が時代の流れに乗り遅れることなく、厳しい経営環境を克服していけるよう、引き続き地域を挙げて応援して参ります。

また、東京都の補助事業である、中心市街地に江戸情緒の風情を創出する「桑都千景プロジェクト」を本格的に展開いたします。江戸の商業文化の象徴「のれん」によるまちの装飾や花街を中心としたライトアップ、八王子の伝統文化を身近に感じ楽しんでいただける公演会などを3月末までに順次実施いたしますので、是非ご期待下さい。

なお、本年は3年に一度の議員改選期となります。この機会に、将来に渡り当所の活動が適正に運営され、今後も地域経済団体として会員各位のご期待にしっかりお応えできるよう、時代に即した組織のあり方や財政運営、事務局体制などを総合的に再点検し、改善すべきところは改善して参りたいと考えております。

本年も、当所が会員の皆様にとって最良のパートナーとしてご信頼いただけるよう、与えられた役割を全力で全うして参りたいと思っておりますので、引き続きご支援ご協力をお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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