会頭メッセージ

『令和6年の軌跡』~樫﨑会頭からのメッセージ Vol.50

寒さが身にしみる季節となり、令和6年の終わりが少しずつ近づいて参りました。今年一年を振り返りますと、特に創立130周年ということもあり、新たなテーマにチャレンジする一年となりました。

新年早々に発生した「能登半島地震」では、日商の要請を受け災害義援金を募集し、162の会員事業所から1160万円の寄付をいただきました。これは想定以上の寄付額で、当所にお寄せいただいている皆様の信頼を改めて実感するものでした。

5000社を目標とする会員増強運動では、4月からお店大賞受賞店や市内飲食店に協力いただき、お食事券をプレゼントするキャンペーンをスタートし、お蔭様で年初の4523社から4789社(11月15日現在)と266社の純増となっています。キャンペーンは来年3月末まで実施中ですので、引き続き皆様のご協力をお願いいたします。

また、職員を対象に4月から資格手当をスタートしたところ、早速、業務に役立つ国家資格にチャレンジする若手職員が複数名出てきており、効果を感じております。夏に行った職場環境改善のための事務所リニューアル工事と合わせて、作業効率とモチベーションアップ、ひいては会員サービス向上に繋げてもらいたいと思います。

続いて9月の「種子島・指宿2泊3日」記念ツアーでは、鹿児島商工会議所岩崎会頭の全面協力もあり、特別感のある中身の濃い内容で歓待いただきました。全国には515の商工会議所がありますが、今回のような連携事業を通じて、地域の実情を知り、組織運営の手法を相互に学ぶことは大変意義のあることだと再認識する事業でした。

行政による公衆トイレの整備促進の機運を高める「トイレ大賞」の実施も、初めての取り組みでした。一般市民の利用可能なトイレを「商業・公共施設」「店舗」「事業所」の3部門で選定し、10月に表彰式を行いましたが、オストメイト対応型トイレの必要性など、市民の方から勉強させていただくこともありました。

そして、先月8日開催した記念式典・祝賀会は、今月号にてご紹介の通り、関係各位のご協力の中、無事執り行うことができました。来賓の皆様のご祝辞や祝賀会でのお話を伺い、当所への期待を改めて感じるとともに、130年の歴史にあぐらをかくことなく、地域企業の繁栄のために一層邁進していく決意を新たにした次第です。

中心市街地に江戸情緒を醸し出す「桑都千景プロジェクト」や、当市が全国モデルとなれるようなGX推進など、年が明けてもチャレンジ精神を失わず、常に前を向いて歩み続けて参ります。

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