秋もようやく深まりつつある今日この頃、当会報がお手元に届く頃には記念式典も終了しているかと思いますが、9月下旬からこの1か月の間、創立130周年を記念する各種事業が無事終了いたしました。
始めに、9月29日~10月1日開催の「種子島・指宿ツアー」では、鹿児島商工会議所岩崎会頭(岩崎産業㈱)より格別のご配慮をいただき、観光コース・ゴルフコースともに中身の濃い充実した内容となりました。夏を思わせるほどの気候でしたが好天に恵まれ、桜島を始めどの観光地も絶景で、ホテルでの合同パーティでは現地の食材を使った創作料理をふんだんにご提供いただき、大いに歓待いただきました。事故やトラブルなく順調に行程を進めることができましたのは参加いただいた皆様のご協力のお蔭であり、改めて感謝申し上げます。
また、10月21日には「八王子トイレ大賞」の授賞式をエルシィ八王子にて行いました。自薦他薦合わせて116件のご応募をいただき、審査会を経て3部門それぞれに金・銀・銅賞を決定いたしました。まだ行ったことのないお店や施設のトイレを今回知ることができたのは新鮮でした。応募期間中「オストメイト対応トイレ」の整備についてのご要望を市民の方から伺えたことも、大変勉強になりました。八王子市の公共トイレ整備の気運醸成という所期の目的は、少なからず達成できたのではないかと思っております。
そして10月19日、20日には八王子駅北口の西放射線ユーロードにおいて、日本遺産の構成文化財をテーマとした恒例の「わくわくフェア」と「街道市」を、東京たま未来メッセでは「フードフェスティバル」を開催し、多くの市民や家族連れの皆様にご参加いただきました。日本遺産をテーマとした「わくわくフェア」は今年で4回目の開催ですが、市民の皆様には八王子の伝統文化をこれまでよりずっと身近に感じていただけているのではと実感しております。
最後にフードフェスティバルですが、昨年の西放射線ユーロードから今年は東京たま未来メッセとえきまえテラスに会場を移して開催いたしました。食事スペースを広く確保しましたが、日曜日は満席になるほどの賑わいでした。屋内施設は火器の使用制限など課題もありますが、来年度は更に多くの方に楽しんでいただけるイベントとなりますよう実行委員会の皆様とも知恵を絞って参ります。
秋のイベントはここで一段落ですが、今後は中心市街地に江戸の風情を醸し出す「桑都千景プロジェクト」を本格的に進めて参りますので、引き続きご期待下さい。