当会議所では1月18日、入会3年未満の会員企業を対象に、会議所活用のポイントや役に立つ会員サービスの説明と参加企業による会員交流会を、当会議所4階ホールにて開催しました。
この事業は、「会議所に入会したものの具体的なメリットや使い方が分からない」「誰に相談していいのか分からない」といった声があることから、担当職員から直接メリットについてお伝えする機会を設けると共に、サービスを上手に利用している会員企業からの活用事例の発表、合わせて入会動機として多い「会員交流」「ビジネスマッチング」の機会にしていただこうと企画しました。
始めに、中小企業相談所経営指導員より、商工会議所の組織や成り立ち、会員サービスの中でも特に利用されているものについて解説しました。
続いて活用事例では、長期に渡り専門家(中小企業診断士)の伴走支援を無料で受けられる東京都の制度を活用し、事業計画書の作成や事業展開のアドバイスを受けている(株)葵製作所の長谷川薫氏、また日本政策金融公庫との連携による融資制度「マル経融資」を活用し、事業承継後の事業展開に必要な設備資金を調達した寿司一心の常盤昌也氏をお招きし、それぞれの体験談を発表いただきました。長谷川社長は他にも、工業部会次世代工業研究会や青年部(八王子YEG)など同・異業種交流会にも参加され、人脈形成や自己研鑽に役立てている旨を強調されました。
説明会終了後の交流会では、49名の参加者は熱心に名刺交換を行い、交流を深めていただきました。交流会では、事前に提出いただいた「PRシート」を配布し、交流の一助に役立ててもらうと共に、会場の一部に「パンフレットコーナー」を設け、参加企業のチラシ、パンフレットを配布しました。また、交流会には会議所の職員も参加し、今後の相談窓口にと自己紹介を行いました。
終了後、参加者からは「具体的な実例が聞けてよかった」「継続して開催してほしい」などの声が聞かれ大変好評でした。