田辺会頭より

Vol.131『感謝と確信をもって』

八王子の夏の最後を飾る「踊れ西八夏まつり」、今年は9月7日(土)・8日(日)の2日間開催予定でしたが、台風15号の影響で8日を中止とし、1日だけの開催となりました。しかし、その周知を早めに行いましたので徹底され、7日の一日にかける熱い想いで、例年以上に盛り上がったと感じました。

翌週の14日は、去り行く夏を惜しむ、「第16回越中八尾おわら風の舞in八王子」が開催され、こちらは天気の心配もなく、哀愁漂う胡弓の優雅な音色にのった踊り手の舞に、皆さん静かに酔いしれていました。

そして、季節も猛暑の夏から秋へと移り変わり、秋の到来を告げるように、22日には昨年に引き続いて、八王子青年会議所が主催する「八王子こども屋台選手権」が南大沢で実施されました。

小学生がチームをつくり、八王子産の食材を使って、バーガー、ドッグ、シチュー、パン、ヤキソバ等を調理し、その味を競うものです。

今年は21チームが参加し、大変楽しそうに調理していたのが印象的でした。皆様もご存知かと思いますが、八王子は東京都の約10%の農業生産高があり、地元食材に恵まれているところです。また、市内にはバラエティに富んだレストラン等飲食店が多く、食べるのなら八王子でという評価は以前より周辺の都市では当たり前のようにいわれてきていました。しかし、肝心の八王子市民の皆さんに余りこのことが知られていないのが現実です。

そこで、八王子商工会議所としても、6年前から「八王子フードフェスティバル」を毎年開催し、今年は10月5日・6日に西放射線ユーロードを中心に行いました。少しずつですが、「八王子の食」が着実に市民の認知度も高まってきているように感じています。

さて、今月のコラムのここまでは時系列に八王子商工会議所が関係するイベントについて、書いて参りましたが、私のコラムも今回の10月号をもって終了いたします。

終えるにあたり、改めて私から四角四面のご挨拶を申し上げますと、平成19年11月に会頭職に就任し、今年の10月まで、4期12年を務めて参りましたが、この10月を以って会頭職を退任いたします。

就任以来、このコラムを通して、その時その月にあったこと、感じたことを自分勝手に書き綴ってきました。

少し言い過ぎたことも多々あったと思っております。

特に民間経済人の立場からでありましたので、政治に携わる方、また、行政に対して少し厳しいことを申し上げましたことを、ここにお詫び申しあげます。ただ感じていることそのものは、是非ご理解いただきたいと願っております。

改めて12年間を振り返りますと、特に前半の2期6年は、誠に厳しく辛いものでありました。

就任した翌年、平成20年にあのリーマンショックに見舞われ、中小・小規模事業者は、壊滅的なダメージを受け、その為の中小企業金融に奔走する日々でした。それが少し落ち着きはじめた平成22年には、戦後初めての本格的な政権交替があり、政治の枠組みは大きく変わり、戸惑うばかりでありました。

そして、平成23年2月に八王子そごうの突然の撤退、その対応に追われる中で、3月11日には東日本大震災が発災、ここ八王子でもサプライチェーンの寸断による物資の滞りや、計画停電による企業活動や市民生活にも大きく影響するなど、思い出すと今でも背筋が寒くなります。

このような4年間でしたが、平成24年に第2次安部政権になり、政治も経済も安定し、特に後半の2期6年は、就任の時から思い描いていた八王子のまちづくりについて、いろいろな場面でお話をしました。商工会議所として、八王子のまちづくりの具体的な案をまとめたものを「まちづくり戦略考1・2」として、八王子市や東京都にも提案し、10年を経った現在、この案がベースとなった八王子のまちづくりが、ようやく具体的に動き出しました。順調に進めば、10年後の八王子は、おそらく皆さんが想像している以上のまちになっていると確信しています。

今、頭の中をよぎるものは、本当に充実した12年間だったという思いであります。

これも会員の皆様、そして役員・議員、事務局職員の方々のご協力があってのことと、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

万感の想いを込めて、筆を置きます。

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