『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.127『新しい時代を祝って』

本年5月1日に皇位が継承され、元号も平成から令和に改まりました。

おこがましい申し上げ方ではありますが、ご退位をされた上皇陛下には、30年間にわたる、そのご労苦に深く感謝申し上げます。

平成の時代は、予想し得なかった阪神淡路大震災、東日本大震災が発災し、想い出すことも恐ろしい甚大な被害に見舞われました。

また、全国各地で地震、台風、大雨等の災害が起こらなかったことがないと言えるような毎年でありましたので、上皇陛下におかれましては心のやすまる時がなかったのではないかと拝察いたしております。

また、我国経済を捉えてみても、バブル経済の崩壊や、リーマンショックによるダメージは、日本経済が根底から崩れてしまうような局面に瀕する状態もありましたので、これらさまざまな苦しい場面の中にあって、常に国民に寄り添われるそのお姿は、国民に生きる勇気と前へ進む力を与えていただきました。上皇、上皇后となられた現在、穏やかな日々でありますこと、心よりお祈り申し上げます。

新天皇、皇后陛下におかれましては、新しい時代の国の象徴としてのご公務を国民は心から期待をいたしております。同時に私共一人ひとりもより良き時代、より良き日本を築く為、気持ちも新たに努力をしていかなければならないと思います。

このような日本にとって特別な年となったこの5月は、国民あげてのお祝いの月となりました。1日から晴天に恵まれ、10日間という長いゴールデンウィークには、道路も飛行機も電車も混み、大勢の人が移動しましたので、それぞれ観光地は賑わったと思います。その反面、まち中への人出が減ることを心配しましたが、結果としてお祝いというムードが財布のヒモを緩めたのではないかと思います。

そして、5月は例年のごとく中旬頃から総会シーズンに入り、6月20日頃まで続きます。私共八王子商工会議所の通常議員総会も5月28日に滞りなく終了いたしました。

これからは、新年度の諸事業に全力で取り組んで参ります。

特に力を入れなくてはならないのは、人手不足や、後継者問題、そして政府が推進する働き方改革という、いずれも働き手、人の問題であります。

特に中小・小規模事業者にとっては、これが企業の生命線となりますので、しっかりと、じっくりと取り組んでいかなければならないと思います。地道ではありますが、いかに人を育成していくのかがポイントとなりますので、商工会議所としても、その為のチーム作りも必要と考えています。

更に、世界経済も今、大きく揺れています。特に米中の貿易摩擦は深刻で、すでに日本の実体経済にも影響が出てきております。これがより厳しい状況になると、一種のパニックも起こりかねない様相ですが、幸い6月に大阪でG20サミットが開催されます。その場を通じて、各国の首脳同士がしっかりと話し合い、自由で公正なルールのもとでの交易が守られるよう、期待をしたいと思います。

本格的な暑さに向かいます。お身体には十分気をつけていただきたいと思います。

 

 


ご意見・ご感想(メールの場合)はこちらからどうぞ。

『田辺会頭からのメッセージ』バックナンバー

Vol.128 『まちづくりはまちを思う心と情熱、そして探求心』
Vol.127 『新しい時代を祝って』
Vol.126 『思いを新たに』
Vol.125 『新年度に臨み』
Vol.124 『八王子の未来を思い描いて』
Vol.123 『きめ細やかな支援を心掛けて』
Vol.122 『ハード、ソフトによる活きたまちづくりを』
Vol.121 『他に学ぶ心を』
Vol.120 『熱く、暑い八王子の8月』
Vol.119 『課題を共有し、共に解決を図る』
Vol.118 『まちの歴史を未来に活かす』
Vol.117 『まちづくりの波及効果を期待して』
Vol.116 『希望の持てる一年に』
Vol.115 『まちづくりのスタート』
Vol.114 『次の100年に向かって』
Vol.113 『働き方改革元年に』
Vol.112 『秋の行事に参加して』
Vol.111 『八王子の未来への責任』
Vol.110 『全国都市緑化はちおうじフェアに想う』
Vol.109 『かつてない賑わいの八王子まつり』
Vol.108 『真の官民の協働を』
Vol.107 『驕りなく、丁寧に』
Vol.106 『次の100年に向けて、今出来ることを』
Vol.105 『まちのにぎわいを彩る花とみどり』
Vol.104 『責任の重さを認識して』
Vol.103 『地道に考え、素早く行動する』
Vol.102 『世界をリードする国へ』
Vol.101 『ポジティブ思考の一年に』
Vol.100 『商工会議所が担う役割の重要性』
Vol.99 『集大成の4期目に臨んで』
Vol.98 『責任を果たすことの重要性』
Vol.97 『熱かった八王子の夏』
Vol.96 『努力する企業が報われる経済政策を』
Vol.95 『質を高める努力を』
Vol.94 『不透明さを増す世界経済なかで』
Vol.93 『熊本地震の一日も早い終息を願って』
Vol.92 『明るい新年度へのスタート』
Vol.91 『地方創生元年に向けて』
Vol.90 『地方創生は地域事業者の活力強化から』
Vol.89 『官民協働のまちづくり』
Vol.88 『八王子の発信力を高める』
Vol.87 『地方創生に向けて』
Vol.86 『今年も賑わった八王子まつり』
Vol.85 『伝統文化、行事を守り継承する意義』
Vol.84 『地方版総合戦略策定のあり方』
Vol.83 『継続は力』
Vol.82 『新年度を迎え』
Vol.81 『つぎなる交通体系整備への取組み』
Vol.80 『今こそ、企業イノベーションのとき』
Vol.79 『グローカル産業都市・八王子を目指して更なる努力を』
Vol.78 『八王子のポテンシャルの発信』
Vol.77 『創立120周年記念事業は次へのステップに』
Vol.76 『地方創生への期待』
Vol.75 『更に賑わう八王子まつりを目指して』
Vol.74 『暑い夏に、熱い議論を』
Vol.73 『更に高まる圏央道』
Vol.72 『景気の腰折れのない政策を』
Vol.71 『まちづくりに一層の努力を』
Vol.70 『重要な年、平成26年度を迎えて』
Vol.69 『緊急事態への備え、その重要性を考える』
Vol.68 『チャンスにはスピード感を持って、積極的に』
Vol.67 『年頭所感』
Vol.66 『八王子の素晴らしさをアピールすることの大切さを』
Vol.65 『3期目を迎えて』
Vol.64 『任期3年を振り返って』
Vol.63 『大盛況の八王子まつり』
Vol.62 『国民の期待感を大事に』
Vol.61 『中心市街地再生への第一歩を』
Vol.60 『期待感から、実体経済へ』
Vol.59 『風を感じる花と緑の遊歩都市をめざして』
Vol.58 『新年度のスタートにあたって』
Vol.57 『2月の事業を振り返って』
Vol.56 『八王子のまちづくりが進む一年に』
Vol.55 『平成24年を振り返って』
Vol.54 『まちづくりの次なるステップへ』
Vol.53 『セレオ八王子北館のオープンに期待して』
Vol.52 『ロンドン・オリンピックを顧みて』
Vol.51 『まちの歴史を活かすまちづくり』
Vol.50 『地域の代弁者として』
Vol.49 『八王子の将来に民の力を』
Vol.48 『消費減少社会への対応』
Vol.47 『連携の力を生かして』
Vol.46 『先ずは挑戦を』
Vol.45 新市長への期待
Vol.44 「地産・地消・地活」の具体的展開をはかり、成果をあげる年に
Vol.43 「試練を乗り越えて」
Vol.42 「秋の行事に思う」
Vol.41 「本道は内需」の拡大
Vol.40 「理解と協力そして実行へ」
Vol.39 「駅ビルの新たな活用にむけて」
Vol.38 「八王子が一つになって」
Vol.37 「平成22年度を振り返って」
Vol.36 「政治が真の力を発揮し、復旧復興を」
Vol.35 「大災害に忍耐と英知を」
Vol.34 「そごう八王子店閉店とまちづくり」
Vol.33 「<地産地消地活>の社会実験を」
Vol.32 「急がれる国家ビジョンの確立 八王子の地産地消を促進」
Vol.31 「次は北口の再開発に」
Vol.30 「2期目への決意」
Vol.29 「祭りとまちの広場」
Vol.28 「日商政策懇談会と口蹄疫」
Vol.27 「消費税に思うこと」
Vol.26 「厳しさを乗り越えて」
Vol.25 「花と緑に憩うまち」
Vol.24 「動き出した会議所改革」
Vol.23 「声に応える努力を」
Vol.22 「一体何を……」
Vol.21 「厳しさのなか挑戦する一年に」
Vol.20 「一年を振り返って」
Vol.19 「会頭会議で情報交換」
Vol.18 「民の力が生んだ“黒壁のまち”」
Vol.17 「新政権に望むもの」
Vol.16 「金融と堅実な経営」
Vol.15 「商工会議所の仕組みと活動」
Vol.14 「ブロック制の導入を」
Vol.13 「お知らせする努力を」
Vol.12 「まちはキャンパス~大学コンソーシアム八王子の設立」
Vol.11 「八王子の顔として」
Vol.10 「一人ひとりの判断と努力で」
Vol.9 「会員訪問と交流懇談会で手応え 不況対策にも全力を」
Vol.8 「金融危機の改善に全力を」
Vol.7 「新たなパートナーとして」
Vol.6 「政治に期待するもの」
Vol.5 「総合的な展示館を」
Vol.4 「安全な街への願い」
Vol.3 「心の交流」
Vol.2 「多摩のいぶき」
Vol.1 「会員訪問を第一歩として」