『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.124『八王子の未来を思い描いて』

今年は暖かで穏やかな冬となり、2月9日に一度だけ雪が降りました。その間の一週間ぐらいが、八王子の冬らしい寒さであったと思います。

2月10日(日)は前日の雪が少し残る中、「第69回全関東八王子夢街道駅伝競走大会」が行われ、8部門461チームが参加し、熱戦が繰り広げられました。

全国でも珍しい市民参加の駅伝競走大会ですので、大会が行われる前も後もまちの中では話題になるような身近なイベントになりました。

この様な雰囲気を感じるにつけても、平成14年にコースを再び中心市街地、甲州街道に戻して、本当に良かったと思っています。顧みますと、当時共に努力した関係者の方々に感謝の気持ちで一杯になります。

さて、中心市街地といえば、昨年の3月に八王子市中心市街地活性化基本計画が国の認定を受け、本格的な作業に入って一年が経過しました。

その主たる事業である西放射線ユーロードのあり方、使い方を検討し、より使い勝手が良い道路にする為の改良工事は既に始まっています。

3年間の予定で進め、駅前広場のマルベリーブリッジもユーロードまで延伸されます。

勿論、ハード事業だけでなく、この道路の使い方を良くする為に、今迄にはなかったルールをしっかり作り、また、それを運営していく地元を中心とした組織を立ち上げ、文字通り中心市街地のメイン道路として生まれ変わらせたいと思っております。

そして、もう一つの主たる事業が中町地区の再整備です。八王子が持つ、伝統文化の一つである花街をしっかりと再生するもので、人が住み、昼の顔も持つことにより、暮らしと商いと交流が生まれ、本来の花街の風情を感じることが出来るまち並みを創っていくものです。

基本コンセプト、そして基本計画が出来ましたので、現在、ワーキンググループによる検討が行われているところですが、早速、八王子のまちづくりに関しての残念な面が出て、またかという思いです。

過去に、計画の一部分だけを見て、あたかもそれが全てであるかのように思い込み、それが多くの人に伝播され、結果として事態を混乱させ、事業を遅らせ、あるいは困難なものにしてしまってたケースが、振り返るといくつもありました。

今回も同様な事象が起こりましたが、早い段階でありましたので、関係者が現状を把握し、共通の理解を図ることが出来ましたので、参考になる意見は取り入れながら、より良いものにして、予定通り2021年度中には、ユーロード再整備事業と時期を同じくして完成させることが出来ると考えています。

八王子は、今後大きなまちづくりプロジェクトが次々と始まります。産業交流拠点整備と旭町・明神町地区の再開発、そして八王子駅南口の医療刑務所跡地の活用計画、更に、それらに伴う中心市街地の交通体系の見直し等、将来の八王子にとってどれも重要なものばかりです。これらの事業は、例としてお話した事業よりも更に難しいものとなると思われます。

中心市街地の活性化は、関係者の方々と知恵を絞り、協力していかなければ、実現することは出来ません。それには、計画の変更を恐れずに、多くの市民と共にプランを共有し、正しく理解をしていただかなければならないと思い、敢えて書かせていただきました。

20年後の八王子を思い描いて、お互いに協力し努力して参りましょう。

 

 


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『田辺会頭からのメッセージ』バックナンバー

Vol.126 『思いを新たに』
Vol.125 『新年度に臨み』
Vol.124 『八王子の未来を思い描いて』
Vol.123 『きめ細やかな支援を心掛けて』
Vol.122 『ハード、ソフトによる活きたまちづくりを』
Vol.121 『他に学ぶ心を』
Vol.120 『熱く、暑い八王子の8月』
Vol.119 『課題を共有し、共に解決を図る』
Vol.118 『まちの歴史を未来に活かす』
Vol.117 『まちづくりの波及効果を期待して』
Vol.116 『希望の持てる一年に』
Vol.115 『まちづくりのスタート』
Vol.114 『次の100年に向かって』
Vol.113 『働き方改革元年に』
Vol.112 『秋の行事に参加して』
Vol.111 『八王子の未来への責任』
Vol.110 『全国都市緑化はちおうじフェアに想う』
Vol.109 『かつてない賑わいの八王子まつり』
Vol.108 『真の官民の協働を』
Vol.107 『驕りなく、丁寧に』
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Vol.105 『まちのにぎわいを彩る花とみどり』
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Vol.103 『地道に考え、素早く行動する』
Vol.102 『世界をリードする国へ』
Vol.101 『ポジティブ思考の一年に』
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Vol.99 『集大成の4期目に臨んで』
Vol.98 『責任を果たすことの重要性』
Vol.97 『熱かった八王子の夏』
Vol.96 『努力する企業が報われる経済政策を』
Vol.95 『質を高める努力を』
Vol.94 『不透明さを増す世界経済なかで』
Vol.93 『熊本地震の一日も早い終息を願って』
Vol.92 『明るい新年度へのスタート』
Vol.91 『地方創生元年に向けて』
Vol.90 『地方創生は地域事業者の活力強化から』
Vol.89 『官民協働のまちづくり』
Vol.88 『八王子の発信力を高める』
Vol.87 『地方創生に向けて』
Vol.86 『今年も賑わった八王子まつり』
Vol.85 『伝統文化、行事を守り継承する意義』
Vol.84 『地方版総合戦略策定のあり方』
Vol.83 『継続は力』
Vol.82 『新年度を迎え』
Vol.81 『つぎなる交通体系整備への取組み』
Vol.80 『今こそ、企業イノベーションのとき』
Vol.79 『グローカル産業都市・八王子を目指して更なる努力を』
Vol.78 『八王子のポテンシャルの発信』
Vol.77 『創立120周年記念事業は次へのステップに』
Vol.76 『地方創生への期待』
Vol.75 『更に賑わう八王子まつりを目指して』
Vol.74 『暑い夏に、熱い議論を』
Vol.73 『更に高まる圏央道』
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Vol.71 『まちづくりに一層の努力を』
Vol.70 『重要な年、平成26年度を迎えて』
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Vol.67 『年頭所感』
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Vol.64 『任期3年を振り返って』
Vol.63 『大盛況の八王子まつり』
Vol.62 『国民の期待感を大事に』
Vol.61 『中心市街地再生への第一歩を』
Vol.60 『期待感から、実体経済へ』
Vol.59 『風を感じる花と緑の遊歩都市をめざして』
Vol.58 『新年度のスタートにあたって』
Vol.57 『2月の事業を振り返って』
Vol.56 『八王子のまちづくりが進む一年に』
Vol.55 『平成24年を振り返って』
Vol.54 『まちづくりの次なるステップへ』
Vol.53 『セレオ八王子北館のオープンに期待して』
Vol.52 『ロンドン・オリンピックを顧みて』
Vol.51 『まちの歴史を活かすまちづくり』
Vol.50 『地域の代弁者として』
Vol.49 『八王子の将来に民の力を』
Vol.48 『消費減少社会への対応』
Vol.47 『連携の力を生かして』
Vol.46 『先ずは挑戦を』
Vol.45 新市長への期待
Vol.44 「地産・地消・地活」の具体的展開をはかり、成果をあげる年に
Vol.43 「試練を乗り越えて」
Vol.42 「秋の行事に思う」
Vol.41 「本道は内需」の拡大
Vol.40 「理解と協力そして実行へ」
Vol.39 「駅ビルの新たな活用にむけて」
Vol.38 「八王子が一つになって」
Vol.37 「平成22年度を振り返って」
Vol.36 「政治が真の力を発揮し、復旧復興を」
Vol.35 「大災害に忍耐と英知を」
Vol.34 「そごう八王子店閉店とまちづくり」
Vol.33 「<地産地消地活>の社会実験を」
Vol.32 「急がれる国家ビジョンの確立 八王子の地産地消を促進」
Vol.31 「次は北口の再開発に」
Vol.30 「2期目への決意」
Vol.29 「祭りとまちの広場」
Vol.28 「日商政策懇談会と口蹄疫」
Vol.27 「消費税に思うこと」
Vol.26 「厳しさを乗り越えて」
Vol.25 「花と緑に憩うまち」
Vol.24 「動き出した会議所改革」
Vol.23 「声に応える努力を」
Vol.22 「一体何を……」
Vol.21 「厳しさのなか挑戦する一年に」
Vol.20 「一年を振り返って」
Vol.19 「会頭会議で情報交換」
Vol.18 「民の力が生んだ“黒壁のまち”」
Vol.17 「新政権に望むもの」
Vol.16 「金融と堅実な経営」
Vol.15 「商工会議所の仕組みと活動」
Vol.14 「ブロック制の導入を」
Vol.13 「お知らせする努力を」
Vol.12 「まちはキャンパス~大学コンソーシアム八王子の設立」
Vol.11 「八王子の顔として」
Vol.10 「一人ひとりの判断と努力で」
Vol.9 「会員訪問と交流懇談会で手応え 不況対策にも全力を」
Vol.8 「金融危機の改善に全力を」
Vol.7 「新たなパートナーとして」
Vol.6 「政治に期待するもの」
Vol.5 「総合的な展示館を」
Vol.4 「安全な街への願い」
Vol.3 「心の交流」
Vol.2 「多摩のいぶき」
Vol.1 「会員訪問を第一歩として」