『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.104『責任の重さを認識して』 

平成28年度八王子商工会議所の諸事業も皆様のご協力により、滞りなく終えることが出来ました。心より御礼申し上げます。

前年度を振り返りますと、八王子にとっても、また、八王子商工会議所においても、大変重要な一年であったと思います。

それは、本格的にまちづくりが動き出す土台をつくり上げることが出来たことであり、具体的な動きとして、二つの大きな仕組みが活動をする状態になったということです。

一つは、かねてよりの懸案であり6、7年かけて取り組んできた、国の認定を受ける八王子市の中心市街地活性化基本計画を総合的、一体的に推進するための法定協議会がようやく本年4月にスタートいたします。この中心市街地活性化のエリアというのは、JR八王子駅、京王線八王子駅、そして甲州街道沿道を含んだ115haの大変広いものです。従って、一時期にエリア全てに手をつけることは不可能ですので、まずはこの中でも最も重要な役割を果たしていく西放射線ユーロードを多くの方々が歩いてみたくなるような道路にすべく、この道のあり方、使い方を全面的に変えていきます。

更に、中心市街地にある中町の花街エリアの再整備です。多摩地域唯一の花街のある八王子、そして芸妓の皆さんも一生懸命努力をされている、そこを気軽にみることが出来る、体験することが出来る、そして花街の雰囲気を楽しむことが出来るまちに再整備をしていくという2つの目標を定め、本年度よりこの作業に入っていきます。

そして、もう一つの大きな動きは、八王子のまちをかつての八王子のような、多くの交流人口による賑わいを創出していくためのMICE都市推進計画を実行する「八王子観光コンベンション協会」が4月から動き出します。

商工会議所の提言により組成された「八王子観光産業振興会議」から、MICE都市推進計画は提案されました。商工会議所が主体となって実施して、今年で第5回となるフードフェスティバルもこの会議から生まれたものです。

商工会議所に八王子MICE都市推進センター準備室を置き、3年かけて検討し、今までの観光協会を全面改組し、MICE機能を付加した「八王子観光コンベンション協会」誕生となりました。

八王子にはMICE事業を進めていくた為のいろいろな要素が整っています。交通の要衝であり、豊かな観光資源、多様な産業の集積、21大学のある学園都市、多摩地域随一の食文化を誇り、そして伝統文化である花街等大変恵まれています。これらにプラスして、東京都が計画し、4年後に明神町地区に出来る予定の産業交流拠点、この中には、2,500㎡のコンベンションホールが整備されます。

多摩地域は勿論のこと、埼玉、神奈川、山梨等隣接している地域にもない施設となります。この施設が持っている機能を有効に活用していけば、MICEによる産業活性化は十分可能であると思います。そして、この二つの重要な組織を官民協働でリードしていく、その中心になるのが八王子商工会議所と認識しています。

従いまして、スタートの年となる平成29年度は、八王子商工会議所にとりまして、既存の事業に新規事業が加わりますので、大変な一年になると思っております。グローカル産業都市八王子の実現とあわせて、負っている責任は益々重くなると自覚をしています。

是非、皆様には、昨年度に倍するご協力をお願い申し上げます。

市制100周年の年にあたるこの年度が充実したものになるよう努力をして参ります。

 

 


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『田辺会頭からのメッセージ』バックナンバー

Vol.107 『驕りなく、丁寧に』
Vol.106 『次の100年に向けて、今出来ることを』
Vol.105 『まちのにぎわいを彩る花とみどり』
Vol.104 『責任の重さを認識して』
Vol.103 『地道に考え、素早く行動する』
Vol.102 『世界をリードする国へ』
Vol.101 『ポジティブ思考の一年に』
Vol.100 『商工会議所が担う役割の重要性』
Vol.99 『集大成の4期目に臨んで』
Vol.98 『責任を果たすことの重要性』
Vol.97 『熱かった八王子の夏』
Vol.96 『努力する企業が報われる経済政策を』
Vol.95 『質を高める努力を』
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Vol.92 『明るい新年度へのスタート』
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Vol.89 『官民協働のまちづくり』
Vol.88 『八王子の発信力を高める』
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Vol.85 『伝統文化、行事を守り継承する意義』
Vol.84 『地方版総合戦略策定のあり方』
Vol.83 『継続は力』
Vol.82 『新年度を迎え』
Vol.81 『つぎなる交通体系整備への取組み』
Vol.80 『今こそ、企業イノベーションのとき』
Vol.79 『グローカル産業都市・八王子を目指して更なる努力を』
Vol.78 『八王子のポテンシャルの発信』
Vol.77 『創立120周年記念事業は次へのステップに』
Vol.76 『地方創生への期待』
Vol.75 『更に賑わう八王子まつりを目指して』
Vol.74 『暑い夏に、熱い議論を』
Vol.73 『更に高まる圏央道』
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Vol.71 『まちづくりに一層の努力を』
Vol.70 『重要な年、平成26年度を迎えて』
Vol.69 『緊急事態への備え、その重要性を考える』
Vol.68 『チャンスにはスピード感を持って、積極的に』
Vol.67 『年頭所感』
Vol.66 『八王子の素晴らしさをアピールすることの大切さを』
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Vol.64 『任期3年を振り返って』
Vol.63 『大盛況の八王子まつり』
Vol.62 『国民の期待感を大事に』
Vol.61 『中心市街地再生への第一歩を』
Vol.60 『期待感から、実体経済へ』
Vol.59 『風を感じる花と緑の遊歩都市をめざして』
Vol.58 『新年度のスタートにあたって』
Vol.57 『2月の事業を振り返って』
Vol.56 『八王子のまちづくりが進む一年に』
Vol.55 『平成24年を振り返って』
Vol.54 『まちづくりの次なるステップへ』
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Vol.52 『ロンドン・オリンピックを顧みて』
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Vol.49 『八王子の将来に民の力を』
Vol.48 『消費減少社会への対応』
Vol.47 『連携の力を生かして』
Vol.46 『先ずは挑戦を』
Vol.45 新市長への期待
Vol.44 「地産・地消・地活」の具体的展開をはかり、成果をあげる年に
Vol.43 「試練を乗り越えて」
Vol.42 「秋の行事に思う」
Vol.41 「本道は内需」の拡大
Vol.40 「理解と協力そして実行へ」
Vol.39 「駅ビルの新たな活用にむけて」
Vol.38 「八王子が一つになって」
Vol.37 「平成22年度を振り返って」
Vol.36 「政治が真の力を発揮し、復旧復興を」
Vol.35 「大災害に忍耐と英知を」
Vol.34 「そごう八王子店閉店とまちづくり」
Vol.33 「<地産地消地活>の社会実験を」
Vol.32 「急がれる国家ビジョンの確立 八王子の地産地消を促進」
Vol.31 「次は北口の再開発に」
Vol.30 「2期目への決意」
Vol.29 「祭りとまちの広場」
Vol.28 「日商政策懇談会と口蹄疫」
Vol.27 「消費税に思うこと」
Vol.26 「厳しさを乗り越えて」
Vol.25 「花と緑に憩うまち」
Vol.24 「動き出した会議所改革」
Vol.23 「声に応える努力を」
Vol.22 「一体何を……」
Vol.21 「厳しさのなか挑戦する一年に」
Vol.20 「一年を振り返って」
Vol.19 「会頭会議で情報交換」
Vol.18 「民の力が生んだ“黒壁のまち”」
Vol.17 「新政権に望むもの」
Vol.16 「金融と堅実な経営」
Vol.15 「商工会議所の仕組みと活動」
Vol.14 「ブロック制の導入を」
Vol.13 「お知らせする努力を」
Vol.12 「まちはキャンパス~大学コンソーシアム八王子の設立」
Vol.11 「八王子の顔として」
Vol.10 「一人ひとりの判断と努力で」
Vol.9 「会員訪問と交流懇談会で手応え 不況対策にも全力を」
Vol.8 「金融危機の改善に全力を」
Vol.7 「新たなパートナーとして」
Vol.6 「政治に期待するもの」
Vol.5 「総合的な展示館を」
Vol.4 「安全な街への願い」
Vol.3 「心の交流」
Vol.2 「多摩のいぶき」
Vol.1 「会員訪問を第一歩として」