『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.92『明るい新年度へのスタート』 

春の暖かな陽気に誘われ、例年より早い桜花爛漫の中で、平成28年度がスタートしました。

まずは、この景色のように明るく心が躍るような一年であって欲しいと願っております。

期せずして、今年度の国、そして八王子市の予算は、過去最大なものとなり、東京都も23年ぶりに7兆円を超える予算規模となりました。これもアベノミクスによる日本経済の底上げからくる税収増によるものです。

何はともあれ膨大な予算であるからこそ、無駄なところには使わず、今我国が抱えている大きな問題を前進させるべく、有効に執行して欲しいと思います。

特に、現在アベノミクスの成長戦略が、もう一つ機能していない現状をみますと、経済成長の為の投資をどの分野にどのように配分するのか、そして無駄なところにどうメスを入れるのか、というメリハリが必要かと思います。

特に、国が力を入れている地方創生、私もこの一年、コラムの中で何度か触れてきました。日本商工会議所の主催で、3月16日に石破地方創生担当大臣と14地域の商工会議所会頭との懇談会が2時間にわたって行われました。

その折に、石破大臣が話された、これまでに国は何回か「地域活性化策」を実施してきたが、当時のように悠長な時代と比べ、今回の地方創生が異なる点は、「時間が残されていない」という危機感と「失敗すれば国が潰れる」という切迫感があるという発言には、あらためて、身の引き締まる思いがしました。

私は懇談会において以下について発言をしました。地域が元気にしなければ、そこに所在し事業活動を行っている中小・小規模事業者の大半はよくならない。そして、地域を元気にするには、その基盤となる「まちづくり」が如何に重要な要素となるかを申し上げました。

一方八王子市の地方版総合戦略の大きな目標に交流人口の増加を掲げています。当然、これを実現する為に何をするのか、その為のまちづくりはどうなのかが問われてきます。

幸いにも八王子市においては、私共商工会議所の提言によって発足した、観光産業振興会議にて、交流人口の増加を図るべく、MICE都市推進を決定し、会議所内に準備室を設置しました。平成27年度において活動計画基本構想を策定し、今年度からは実施計画に基づき活動がスタートします。

また、まちづくりにおいても、その拠点となる東京都の「産業交流拠点」の基本計画が決定し、これを中心とする旭町・明神町地区再開発計画が動きだし、あわせて、放射線ユーロードを中心とする中心市街地の整備も始まります。

このまちづくりについても、商工会議所として全力であたり、ようやく間にあったという思いでおります。

いずれにしましても、先月号でも申し上げましたように、いよいよ未来の八王子に向かっての大きな動きが始まる平成28年度です。

八王子商工会議所も役員・議員・そして事務局が一体となり、努力して参りたいと考えております。思います。平成28年度もよろしくお願いいたします。

 

 


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