『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.91『地方創生元年に向けて』 

平成28年は暖かで穏やかな年明けとなりました。

今年一年がこのような穏やかな年であって欲しいと願いましたが、海外においては北朝鮮の核実験によって早くも騒がしくなり、また、中東ではサウジアラビアとイランの対立激化によって情勢が更に緊迫し、国際テロの脅威もあり、国際情勢は不透明感が増しております。

その様な最中、経済面でも中国経済の減速が引き金となって、年初から世界的な株価の暴落となり、現実は日本にとっても変化の激しい年になると、感じております。

一方、年明け5日から恒例の各種団体の新年会が始まり、お伺いをさせていただいておりますが、海外の騒がしさとくらべると、比較的落ち着いた雰囲気をどこの席でも感じることができました。

これも日本が政治をはじめとして、いろいろな面で安定してきている故のことと思います。

少し細かくみてみますと、それらの新年会には、必ずと言って良いほど政治家の皆さんも招かれていますが、その方々が一番安心され、少し厳しく申し上げれば、楽観されているのではないかと感じております。

それぞれの挨拶を伺ってわかるのは、この1月は来年度予算に対する折衝をしている時期で、国をはじめ、東京都、そしてこの八王子市も大きな予算を組める環境にあることがその要因ではないかと思っています。これは平成27年度の税収増によるものであり、このことをもって今年の、特に中小・小規模事業者の業況の見通しを語って欲しくはないと思うのは私ばかりでなく、出席されている方々も同じような思いでお話に耳を傾けている様子でした。 

今年は政治に携わる人と実際に商売、事業を営んでいる人との温度差がある年になるとも感じました。私共商工会議所は、地域総合経済団体でありますので、このような差をいかに政治や行政に理解してもらうかが大事な役割だと理解しておりますので、心して取り組んでいきたいと思います。

いずれにしましても、今年は実質的な地方創生元年となりますので、商工会議所の役割は大変重いと認識して、しっかりとその責務を果たして参りたいと考えております。

 

 


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『田辺会頭からのメッセージ』バックナンバー

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