『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.76『地方創生への期待』 

夏が終り、少しづつ秋が深まっていく9月には、踊りが中心の大きなお祭りが二つ実施されました。

一つは、9月の第一週に行われた、『踊れ!西八夏まつり』で、阿波踊りとよさこいソーランです。もう一つは、第三週に行われた『越中おわら風の舞』です。両方とも大変な人出で賑わい、八王子の初秋の行事として定着しました。それぞれ、地域の商店街の皆さんや町会の方々が協力して育てあげた、素晴らしいイベントです。ただ、いずれも9月に開催されますので、主催者はいつも天候を気にしなくてはならず、ご苦労をされていることと思います。

今年のおわら風の舞は、久し振りに雨を気にせず実施出来ましたが、一方の踊れ西八夏まつりは、初日の土曜日夕方には大雨となり、大変残念でしたが、途中で中断せざるを得なくなりました。

それでも出演者も来街者たちも、天気のことなのでご理解をいただき、そういうものだと割りきって、主催者の熱意とともに、年々盛り上がりを見せています。関係者の皆様に敬意を表しますとともに、これからも市民を楽しませ、まちに活気を与えていただきたいと期待しております。

さて、9月3日に内閣改造があり、新たな閣僚が加わった改造内閣がスタートしました。安倍政権の成長戦略の重要な柱である「女性の活用」ということから、5人の女性閣僚が誕生しました。いろいろ論評されていますが、しっかりとそれぞれの持場で責任を果たしていただきたいと考えております。

今回の改造と党役員人事をみますと、私は落着いた、しっかりした布陣と感じます。何よりも、政治が安定していることが、全ての安定に通じることになりますので、腰を据えて難題に取り組んで欲しいと思います。

なかでも、人口減少社会において、いかに国全体をバランスのとれた発展をさせていくかが最も大事なポイントです。

その為、新たに地方創生を担当する大臣を置いて、この解決にあたるわけですが、苦労が多くて成果がなかなか出ない政策の中でも、最も難しいテーマだと思います。

しかし、人口減少や地方の疲弊は、ずっと以前よりわかっており、また、始まっていた問題ですので、既に待ったなしの状況です。

国策として、本格的に取り組むのが遅すぎたわけですが、やらなければならない最重要課題でありますので、石破茂地方創生担当大臣には、思いきった取り組みを展開していただきたいと願い、期待もしております。

短くまとめて言えば、地方の疲弊の処方箋はなによりも雇用をつくりだすことです。その為には、大企業が主流となるグローバル産業を軸とした現在の経済政策だけではなく、中小企業の構成比率の高い、ローカル産業をいかに維持し伸ばしていくのかという、別の視点からの経済政策が必要であり、かつ急がれるところかと思います。

すでに20年前から景気・経済の面で、この区別がはっきりし、経済指標を含め、いろいろな現象として表れていたのにもかかわらず、従来の経済政策を中心とした考え方を、今日まで続けてきたことも大きな原因の一つではないでしょうか。

今回の内閣改造を機に、大胆な政策転換を図ってほしいと願っております。

 

 

 

 

 

 

 


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Vol.98 『責任を果たすことの重要性』
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