『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.71『まちづくりに一層の努力を』 

桜の季節から清々しい新緑の季節へと変わりました。

4月19日(土)・20日(日)には、西放射線ユーロードで実施するイベントの今年度のスタートとなる、第18回「花と緑のまちづくりフェア」が開催されました。曇り空ではありましたが、幸い雨に降られることもなく、大変大勢の市民で賑わいました。

今年も市立第一小学校の低学年の生徒の皆さんが花のモニュメントやハンギングバスケットを、青年会議所のメンバーの指導のもとに完成させました。花のモニュメントは横山町公園に、ハンギングバスケットは西放射線ユーロードの街路灯に設置され、それぞれ春の花々はまちを彩り、まち行くひとを和ますイベントとなりました。

翌21日(月)の朝には、第一小学校の五年生によって、これらの花を駅前大通りのシンボルロードの花壇に植え替えていただき、今年度のシンボルロードの花壇の管理もスタートしました。

私達が掲げている八王子の中心市街地を「風を感じる、花と緑の遊歩都市」として、八王子らしい“まちの賑わい”を創り出していこうという想いを込めた事業の先導役となるのが、この「花と緑のまちづくりフェア」です。

八王子市も中心市街地の整備を急ピッチで進めるという方向が固まってきましたので、このコンセプトによる中心市街地の実現もそう遠くない時期ではないかと思っています。

また、このイベントにあわせて、みずき通り商店街主催の「花と緑のフェスティバル2014」が開催され、花みずきが咲き誇る時期と重なり、多様なイベントや数多くの出店もあり、大変な賑わいとなりした。

会議所としても従前から提言している考え方の芯がぶれることのないよう、また、覚悟をもってそれぞれに対応していきたいと考えています。

小さな通りの商店街でも、商店街の皆さんの想いや行動力によって人々は集まり、商店街が活性化するという良いお手本だと敬服しております。

ところで、一見静かにみえる八王子のまちづくりですが、内部では激しく熱い議論や検討が行われています。

JR八王子駅北口を中心とした、八王子のまちの顔である中心市街地を再生させる基本計画が進んでいる一方で、中央道八王子インター北に予定されている大型ショッピングセンターの計画も進んでいます。

これらをめぐる一連の議論の中で出てくるのが、互いに共存共栄が出来るのではないかというものですが、率直に言ってこれは難しいと考えています。現実に、全国の多くの都市で既に立証がされています。

また、こういう議論がなされる時に、出てくる話が中心市街地の商業者のエゴだとか、それを守る為の論理ではないかというものですが、それがないとは言いませんが、そうではなく一番大事なことは、58万都市八王子のまちの核、顔をしっかりと形成し、存在し続けていけるのかどうかということです。このことは、八王子のまちの品格が問われる大きな問題であると思っています。

結論としては、両立は難しく、最善策を模索していく道しかないと思います。用途の変更を再検討してもらうのか、あるいは官民あげて中心核の形成に現在考えているより何倍もの費用と英知を注いでいくのか、どちらかであると思います。

10年後、15年後の八王子のまちが恥かしく無いように、今の我々が出来る限りの努力をすべきだと考えています。

 

 

 

 

 


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