『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.60 『期待感から、実体経済へ』 

5月のゴールデンウィーク、近郊を中心に多くの人出で賑わいました。昨年迄の様子とは、かなり変わってきたと感じられました。また、5月は八王子のまちなかでも各種イベントが開催され、どちらも賑わいを見せていました。景気の先行きの期待感の大きさを感じます。

一方、5月から6月にかけては各種業界、団体の総会が一斉に開催され、新年会と同様に、多くの総会懇親会に出席し、お話を伺うことが出来ました。

皆さんが一様に言われるのは、良いのはムードだけで、具体的に仕事の面では影響はまだ表れていないということでした。この期待感と実体経済とのギャップがいつごろ埋まってくるのかが、中小企業、小規模事業者にとっては切実な問題であり、私は遅くとも夏の終わり頃には日々の仕事の中で、確かな手応えを感じられるようになって欲しいと思っております。

私自身のことを少し申し上げますと、「会議所だより」にも記事として掲載されていますが、八王子の会頭としての仕事だけでなく、現在、内閣府や経済産業省の委員として、かなり多くの時間を費やし、作業をしております。日本商工会議所まちづくり特別委員会共同委員長という立場でもありますので、主に中心市街地活性化とまちづくりのことになります。

立場上、日本商工会議所を代表して、各省の大臣や自民党の幹部の方々等にお会いし、中心市街地活性化の課題と現状を訴え、そして、それに対する考え方を説明し、出来る限り政府の成長戦略に反映していただくようにお願いをしております。先方は、お忙しい立場ゆえのことと理解はしていますが、日にちは決まっても時間が決まらず、前日になって朝8時50分に大臣室で、というような状況で、かなり振り回されております。     

ただ、政府与党の姿勢には、極力、地域や中小企業の意見を聞こうとする思いが強く感じられ、大変なことではありますが、要請活動は行わなければならないという気持ちでおります。あと一カ月間位は続くのではと考えております。             

私自身にとっては、いろいろな面で勉強になり、八王子商工会議所の会頭職だけでは経験出来ないことを味わっています。

このようなことを通じて、改めて政治のもつ力を感じましたし、政治家にこの国を託すことの重大さを、我々国民がもっと真剣に考えなければならないと思います。世論という都合の良い言葉にのせられたムードだけで、政権を選択してしまう危うさを痛感しています。

いずれにしても現政権が長期に腰を据えて、日本及び日本経済の再生を実現していかないと、世界の流れの中で大きく遅れをとることは火を見るより明らかだと思います。

与えられた仕事から得られたことを、今後の八王子商工会議所の運営に活かしていきたいと思います。

 

 


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『田辺会頭からのメッセージ』バックナンバー

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Vol.75 『更に賑わう八王子まつりを目指して』
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Vol.70 『重要な年、平成26年度を迎えて』
Vol.69 『緊急事態への備え、その重要性を考える』
Vol.68 『チャンスにはスピード感を持って、積極的に』
Vol.67 『年頭所感』
Vol.66 『八王子の素晴らしさをアピールすることの大切さを』
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Vol.47 『連携の力を生かして』
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Vol.33 「<地産地消地活>の社会実験を」
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