『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.59 『風を感じる花と緑の遊歩都市をめざして』 

八王子商工会議所として、平成25年度の最初に行なう大きな事業が「花と緑のまちづくりフェア」です。今年で17回目をむかえ、4月20日(土)、21日(日)の二日間にわたって開催しました。

今回は4月とは思えない寒さと、雨も降るあいにくの天気となりましたが、主催者側が心配するほどのこともなく、大勢の人が来街され、フェアは無事に実施することが出来ました。これは、みずき通り商店会が実施する春のフェスティバルとともに、恒例イベントとして定着してきたことがその要因と思われます。

このフェアの目的は、キャッチフレーズにもなっている「風を感じる花と緑の遊歩都市」に、八王子の中心市街地をしていこうというものです。回を重ねて実施してきましたので、市民や地元商店会をはじめとする関係者の方々にも理解をいただけてきたと思っております。私としては第20回を目途として、「風を感じる花と緑の遊歩都市」実現に向けての行程表を、八王子市をはじめ関係諸機関とも協議し、しっかりと作り上げていきたいと考えております。

現在、各地で中心市街地の活性化とまちづくりの取り組みが行なわれています。私は日本商工会議所において、この分野の責任ある立場にあり、国の中心市街地活性化施策を総点検する作業を行っています。この作業を通じて感じていることの一つに、どのまちにおいても総じて「まちの特色」を活かしきれていないのではないかということがあります。

そういった点から考えますと、私共が掲げているこの「風を感じる花と緑の遊歩都市」というコンセプトは八王子らしさがよくでていると自負しています。まちの中の花や豊かな緑に潤いを感じ、木陰ではいつもさわやかな風を感じることが出来る、そんなまちに人々は自然に集まり、買い物や食事、まち歩きを楽しみ、賑わいのある中心市街地の再生が出来ると確信しています。       

国においても、中心市街地活性化という課題は内閣府や経済産業省が施策の見直しを行っています。4月18日には、甘利経済財政担当大臣と日本商工会議所の朝食懇談会が行われ、私は岡村日商会頭とともに13人のメンバーの一人として出席しました。大臣から各地の中小企業の現状を含め、現場の声を率直に聞きたいという要請を受けての懇談会でした。              

私からは、地域経済の核である中心市街地活性化を加速させることが急務であり、全国のまちがこれに取り組むことが各地域の活性化にとって最も有効な手段である。そして、その為には活性化事業を実行していく、中心市街地活性化協議会やまちづくり会社等の運営主体となる組織体制の整備強化が重要であり、法的権限を含めた力を与えることが必要であると申し上げました。

そんな発言をしながら、我まち八王子を出来るだけ早く、他都市から多くの人々が訪れる「まち」にしていかなければならない、という思いをより一層強く感じました。

 

 


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