『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.54 『まちづくりの次なるステップへ』 

10月25日、駅ビルがセレオ八王子北館としてグランドオープンします。今年の1月31日にそごう八王子店が閉店して以来、寂しくなってしまった八王子のまちも、活気と賑わいを取り戻すことが出来ると大きな期待をしています。

新しい駅ビルは、多摩地域№1を誇る食品売場はもちろんのこと、売場だけでない多様な機能を持った駅ビルショッピングセンターと表現出来る新しいビジネスモデルだと思います。

振り返ってみますと、昨年2月23日、突然のそごう八王子店の撤退発表は八王子のまちに驚きと大きな波紋を引き起こしました。58万都市に百貨店が無くなってしまうという“都市のメンツ”に係わるだけでなく、市民生活にも影響を与える大きな問題となりました。

この1年8ヶ月、八王子市も八王子商工会議所も互いに協力し、努力をしてきましたが、セレオ八王子北館オープンを間近にして私が胸を張って申し上げることが出来るのは、八王子商工会議所はこの間一切手を抜かず、全てにわたって粘り強く努力を続けてきたことです。

まずは、この問題が発生した当初、そごう八王子店の存続を求める署名活動、そして、多くの方々の「まちには百貨店があって欲しい」という強い要望を受け、大手百貨店2社への出店要請をいたしました。結果は残念ながら、いずれも出店は難しいという回答でした。

当事者であるJR東京西駅ビル開発株式会社、そして、JR東日本に対して、地元の考えや思いを再三にわたり説明をし、新しい店づくりに反映してもらえるよう努力を重ねました。

幸いにもこれらを大変良く理解していただき、地域に愛され、地域と連携・協力していく駅ビルに、という方向が明確に打ち出され、私自身も日に日に新駅ビルへの期待が高まってきました。

また、こういった交渉、接触を通じながら、互いの人間関係も深まり、信頼へと繋がったことは、今後の八王子の活性化にとって大きな収穫であったと思っています。率直な意見交換を通じながら、立場は違っても八王子が元気になり、発展をしていくという思いは同じでありました。

それにしても、この短期間の中、そごうの撤去から新店舗への改装まで、閉店をしている期間を極力短い間にしたことは、率直に評価したいと思います。

それだけに、オープン以降は新駅ビルの店舗構成が、多くの市民の方々に良かったと評価されることを期待し、また、そうあって欲しいと祈りつつ10月25日を迎えたいと思います。

 


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