『田辺会頭からのメッセージ』

Vol.42 「秋の行事に思う」 

秋も深まり、朝晩は寒さを感じるようになりました。10月には宿駅制度制定四百年を記念して、2001年に実施した『甲州夢街道2001事業』を継続して、ふたつの事業を毎年実施しています。

ひとつは八王子メッセ「街道市」で、10月15日 (土)、16日(日)に行われました。今年で11回目を迎え、八王子の秋のイベントとして、すっかり定着しました。

土曜日は昼まで激しい雨が残りましたが、午後と日曜日は天気も回復し、西放射線ユーロードは大勢の人出で賑わいました。

特に今年は街道市を中心に、東日本大震災応援フェアーと八王子青年会議所が創立45周年を記念して行った、八王子にふさわしい手土産を選定する「八王子T-1」(手土産品)グランプリ、そして「みずき通り秋のフェスティバル」がそれぞれ連動して開催され、初めて西放射線ユーロードとみずき通りが出店ブースで繋がり、八王子駅からの回遊性がイベントによって実現することができ、壮観でした。まちの活気が一段と増したと実感することができました。

もうひとつは、『甲州夢街道ウォーク』です。23日 (日)に相模湖から藤野の芸術の里めぐりに200名を超える人々が参加され、秋の甲州路を堪能していただきました。

いずれの事業も10回を超えて継続して実施してきたことがベースとなり、イベントとしてしっかりと定着したと思います。

「継続は力なり」を実践し、その効果が発揮できているものと考えています。これからも引き続き知恵をしぼり、来街者や参加者に楽しんでいただける事業として行きます。

また、毎月東京で開催されております日本商工会議所の常議員会が、10月は福島県福島市において復興支援の移動常議員会として開催されました。19日・20日の両日移動常議員会に出席し、会議の終了後の相馬市への視察にも参加しました。

道路はガレキの処理も済み、補修も行われておりましたので、大型バスでの移動も支障がない程度には復旧していました。

しかし、それ以外のインフラはいまだ復興作業は何も行われていない状況で、相馬港の岸壁に立った時には声も出ず、胸が詰まる思いでした。同行した内田専務理事も同じ想いで、手にしたカメラのシャッターを押すことが出来なかったようです。

視察をした限りでは、復興には相当の時間が掛かるのではないかと思います。いずれにしても日本全体で時間をかけ、取り組んでいく覚悟が必要だと思います。特に福島は原発事故により、他の被災をされた県とは違う厳しさを感じました。

津波の被災地から遠く離れた福島市の被害は、他の地域より少なかったと説明を受けましたが、街の雰囲気は未だに暗く静かで、夜は福島駅の周辺でさえ寂しいぐらいの状況でした。

福島を訪れて何よりも強く感じたことは、復旧復興を大胆かつスピーディーに進めていくことの重要性です。このことが被災地ばかりでなく、日本経済全体に活力を取り戻すことになると確信をしています。

現在、超円高が進行し、新たな日本経済の不安要素が増している状況の中で、8ヶ月を経過した大震災からの復興の持つ意味の重さをより強く感じています。

 


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Vol.4 「安全な街への願い」
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Vol.2 「多摩のいぶき」
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