『田辺会頭からのメッセージ』
Vol.30 「2期目への決意」
 
   
   
 
私は11月1日の臨時議員総会で、引き続き会頭職に推されました。身の引き締まる思いでお引き受けしました。会員の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
私は3年前、会頭就任にあたり、渋沢栄一翁による商工会議所創設の理念「商工業者の声を集約し社会に訴える」に改めて思いをはせ、名誉職的な会議所から実務を実行する会議所への脱皮を訴えました。
そして、その課題として4つの柱を掲げました。広報活動の充実・政策立案能力の向上・財務の健全化・事務体制の強化であります。
具体的に申し上げるなら、商工会議所がいかに知られていないかということです。その存在はもちろんの事、何をやっているのか、大方の方々にはほとんど分かっていただいていないということでした。まずは知っていただく為の広報活動の重要性であります。
この4つの課題については、お陰様で副会頭、議員、事務局の協力により、一歩前進できたと思っています。
その成果を一つ申し上げれば、長期的な視点に立った八王子の具体的なビジョンとして“まちづくり戦略考”をまとめた事であります。この戦略考を行政や関係機関に提言した結果、今この提案をベースに街づくりの大きな流れが動き始めたと言っても過言ではないと思っています。
いずれにしましても、2期目の3年間は前任期中に播いた種を確実に実らせなければならない大事な期間であると思っております。
我々を取りまく経済の状況は依然として厳しく、昨今の急速な円高はデフレをより深刻化させております。さらに、少子高齢化やグローバル化、情報化など、国や経済は大転換期にあります。
この変革の中で、中小企業・小規模事業者への最大の影響はグローバル化の進展による経済構造の変革であります。これに対しては、国などによる様々な支援策が講じられています。
しかし、今大きく欠落しているのが日本の国、国内の経済、雇用などをどうするかという力強い内需に対する政策であります。
繰り返しますが、商工会議所の使命は中小企業・小規模事業者への支援、地域経済の活性化、さらには、まちづくりへの積極的な参加であります。  緊張感と強い覚悟をもって、使命の達成に向け、より充実した八王子商工会議所にしていくべく努力を傾注します。
皆様のご協力を重ねてお願い申し上げ、2期目に向けての決意とします。
 
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